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1948年に和歌山県高野山に生まれ。
大阪芸術大学芸術学部を卒業後、故郷である高野山で
【宗教と文化】をテーマに撮影し続けている。
「平成21年度和歌山県文化功労賞」を受賞するなど、
長年にわたる創作活動は国内外で高く評価されている
写真家である。

写真家 永坂嘉光オフィシャルブログ
http://naggie.exblog.jp/

1971年 大阪芸術大学芸術学部卒業
1980年 初個展『高野山の四季』東京・大阪で開催
1980年 初写真集『高野山』(毎日新聞社)出版
1995年 米、NY-日本クラブギャラリー
1998年 ウェストン・ギャラリー(カリフォルニア)で常設展示開始
2002年 名門weston galleryで個展
2004年 日本写真芸術学会芸術賞受賞
2007年 社団法人日本写真協会作家賞受賞
2008年 名門weston galleryで個展
2009年 和歌山県文化功労賞受賞
2009年 仏 パリで個展
2011年 パリープチパレー美術館、個展予定
 

歴史と宗教に色鮮やかに形成される高野山をひたすらに見つめ続け、地元を撮る写真家として、その変容を写真におさめることをライフワークとしています。また、高野山の撮影を続けていくうちに、高野山の原点である弘法大師空海に関心を持ち、日本各地や中国など、空海の足跡をたどり10年以上かけて撮影を行ったりもしました。宇宙の万物一切が、地、水,火、風、空という五つの要素からなる思想は古代インドに生まれたと言われます。この五大思想に『識』を加えて、空海は『六大』と言う観念を解きますが、空海は高野山でそれを五輪塔と言う形にしたのです。

私は高野山撮影20年を過ぎた頃からこの『五大』を考える様になりました。この『五大』を表現したいと、撮影を続けたてきたのです。大地から水と養分を吸い上げ、天に延々と向かう杉の大木、その大木からろ過された清水が湧き川となり、その川には美しい水にしか生育しない岩魚やアマゴの命が宿る。森には神々しい光が射し、風で飛来した種子は着生した岩肌や大地に芽を出す。木々は大きくなり、やがては倒木となった大木は新たな生命の温床と成り、土に還る野山には五大が生きずいています。

空海の生きていた時代にもまた現代にも、一つの宇宙として確実に生きずいている事を私たちに教えてくれます。

空海は永遠の悟りの世界に入り、今も高野山奥の院で生きていると信じられています。ですから、「死去」と言わず「入定(にゅうじょう)」といいます。それはつまり、高野山に信仰が今も生きているということを意味しており、世界的にも珍しい信仰です。世界遺産登録後、特にヨーロッパからの観光客が増加し続けているのは、こういった独特の精神世界に惹かれているからだと思います。そして、知りたいと思って訪れる外国の方に対し、正しい知識を教えるような取り組みが必要だと思います。

また、現代の日本では、信仰が薄れてきているといいますが、東京で開催される高野山のシンポジウムなどには、多くの人が心の癒しを求めて来場されます。信仰とは別に、時代の新たな価値観にあわせた「非日常による癒し」という形で、真言密教の聖地である高野山を、現代の日本人に受け入れやすくする取り組みも必要だと思います。

高野山が、僧侶を中心とした特殊な宗教都市であるとは言え、地元を見つめ続け、その変容を撮り続けてきた写真家として、周辺都市に一般住民が流出し続けていく高野山の現状に危惧を抱いていました。そこで、空海に教えられたと伝えられる高野山の伝統的な手漉き和紙「高野紙」に、自分の作品をプリントして製品化することで、伝統文化の復興による地域興しが出来ないかと考えました。この取り組みに賛同してくれた宿坊大円院の住職の協力のもと、職人が手作業で何枚もの高野紙を作り、それを貼り合わせ、特別な定着液を使い写真を色鮮やかにプリントした襖や屏風、掛け軸などの試作品を作りました。

弘法大師が御入定された高野山奥の院に向かう、中の橋入り口には、4-5件の店が棟を列べているが、その2階の『はちよう』と言うお店は高野山名作写真ー永坂嘉光galleryとしても存在している、約40年の歳月をかけて高野山を撮影した何万点の作品の中から抜粋して、永久保存プリントが展示されている。一度には見れない、高野山独特の風情のある作品が展示されている。四季を見る事の出来ない方がー高野山の四季の美しさを写真をみて知る事が出来るgalleryである。


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